天敵のはずの完璧御曹司は、記憶喪失の身ごもり花嫁を生涯愛し尽くすと誓う

「記憶がなくても、きみを愛してる」

里桜は、目を覚ますと事故ですべての記憶を失っていた。
動揺する中、夫だと名乗る御曹司・柊斗が現れ、さらに戸惑うことに。
しかも柊斗と自分の家は敵対関係なのだという。
不安に揺れる里桜だが、
「無理に思い出さなくていい。きみが幸せでいてくれるのが何より嬉しい」
と愛を注ぐ柊斗に、次第に惹かれていく。
しかし、自分が妊娠していると気づき…!?
マーマレード文庫

91冊目の書籍、『天敵のはずの完璧御曹司は、記憶喪失の身ごもり花嫁を生涯愛し尽くすと誓う』です。
🍊マーマレード文庫では4冊目になりました。
ちなみに、マーマレード文庫では普段ほかで書いている大人な描写の部分を書いていません。いわゆる朝チュンな感じですね。
ご購入の際は、そのあたりもご参考にどうぞ!

⚠記事にはネタバレと思われる部分があるかもしれません。気になる方は読後にお読みいただけますようお願いします。

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さて!
タイトルからもお気づきかもしれませんが、本作は記憶喪失ものです。
そして、わたしは異様に記憶喪失ものが大好きです。
過去にもたぶん5作くらい書いています。
でも、何度でも書きたい!何度でも記憶を失ってほしい!という、強い気持ちで今回も記憶喪失ものを書きました。

ネタバレいたしますが……
あ、いや、あらすじに書いてありますね。たいしたネタバレじゃないですけど!

今作の主人公、里桜は記憶がないまま妊娠に気づきます。
記憶を失う前に結婚した夫の柊斗が相手だと思いたいけれど、事故以前のことを覚えていないから不安で仕方ない。そりゃそうですよ。
過去1にかわいそうな記憶喪失ヒロインを書いてしまったのでは……誰だ、こんな話を書いたやつは!

モンタギュー家とキャピュレット家のように敵対する家で生まれ育ったふたり。
自由を奪われ、家のために生きることを余儀なくされていた里桜と柊斗が、唯一無二の相手と出会い、ふたりで生きていく物語です。

† † †

そして、カバーイラストをご担当くださった森白ろっか先生!
実は以前からずっとファンで、いつかお仕事をご一緒させていただけたら、と夢見ていました。
偶然が重なってお願いすることができまして、もうね、ほんとにね、最高に美しい装画を描いていただきました🙏
柊斗の優しい表情、たまらないですね……!
里桜も、儚げだけど心のある女性に描いていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
紙書籍でお買い上げの方も電子書籍派の方も、どうぞ美しいカバーイラストをご堪能くださいませ✨

† † †

久しぶりのマーマレード文庫です。
記憶喪失好きの方の心に届けーー!!

天敵のはずの完璧御曹司は、記憶喪失の身ごもり花嫁を生涯愛し尽くすと誓う

記憶が戻らなくてもいい。きみさえ幸せならば――

病院で目を覚ました里桜は、記憶を失っていた。圧の強い両親に不安を感じていると、夫と名乗る男性、柊斗が現れる。彼は退院後も里桜を献身的に支えてくれて、記憶なんて戻らなくてもいいと言う。記憶のないまま、彼に惹かれていく里桜。ある日、妊娠していることに気づいて…more

2023年08月発売
イラスト:森白ろっか先生
マーマレード文庫